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daisetsuの日記

2011-03-16

千葉にて

22:45

東日本大震災の影響で、京都に帰るタイミングを完全に逸してしまいました。

まだ余震が続く千葉におります。今日も結構揺れました。地元のスーパーやコンビニは、カップ麺や米などが売り切れ、棚がすっからかんになっていたり、ガソリンスタンドに長蛇の列ができたりしています。福島原発の影響で、政府発表によれば「人体に影響のない」「ごく微量」の放射線物質が地元でも確認されています。

京都に帰っていれば関東よりは安全であることは間違いありません。東京駅でも東海道新幹線に乗ろうとする人が多数いるようで、西へ向かう人も増えています。

けれども、どうしてももう少し関東にとどまる必要があるように感じています。

東日本大震災(正式名称はなんだかわかりませんが)は、やはり大きなターニングポイントになりえるような事象だと思っています。これが今どの段階にあるか、もう収まりかけているのか、はたまた連鎖的な災害の予兆なのか、はわかりません。しかし、いまだに余震があり、福島原発の状況を食い入るように注意しなければならぬ地域におり、その他異常事態の発生する現場で、生の体感をしておく必要があると思います。

もちろん、千葉がそれほど大きな被害にあっていないから言える悠長な発言ですが、今後この災害を一つの重要な出来事として考えるには、なるべく近いところにいるのがいいと判断しているのです。

私が阪神・淡路大震災を経験した頃は小学生だったので、正直断片的な記憶しかありません。しかし、あれを間近(震源地付近)で経験した知人(20歳くらい上)の話を聞くと、その体験がのちの人生に大きく影響していることがわかります。彼の人生のど真ん中に被災の経験があり、今の仕事の方向に多大な影響を与えているのです。

今回の大震災も、今後の私の人生に大きく影響を与えるものだと思います。私だけでなく、日本全体、世界全体がなんらかの意味をこの災害に見出すような気がしています。それは、精神世界の住人が半ば面白がって言っている「アセンション」(人類の意識レベルが上昇すること?よく知りませんが)などとは全く別の話です。

例えば、すでにドイツやアメリカなどでは、日本の福島原発の状況をみて、自国の新たな原発製造をやめる動きが出てきています。チェルノブイリのみならず、スリーマイルアイランドなどの原発事故を経験してもなお、原発の製造を進めようといていた各国は、今回の日本の事態によって大きく方向転換をしているのです。今後エネルギー問題に注目が集まるでしょうが、これはモダンなライフスタイルを考え直す機会となっているように見えます。

あれだけ衝撃的な津波の映像、被災地の現状をみると、何も感じない方が不自然なくらいです。今までの我々の暮らし方を問い直せと言われているようかのようです。アウシュビッツ強制収容所体験を経たV.E.フランクルなどにおけるその後の研究内容および人生は、このような感じで生み出されたのかもしれません。彼の人生の核のところにその経験があるのです。

と、大げさに書いてみましたが、ひとまず事態をもう少し見つめたい、そしてもっと深いレベルでこの災害を考えてみたいと思っています。今は小さなところですが、この災害をめぐって最近始めたfacebookの威力を感じたりしてます。

ゲスト



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